【書き専】ヤンデレに使える小ネタ2！！【発見】

53, 献身系、ただの良い人論を斬る ページ22

このタイプに関わるリクエストが多かったので取りあげてみました。



バニー芳一が「献身系ヤンデレ」という言葉を使う時、大抵崇拝系、献身系、過保護系を合わせた意味を持たせています。



・献身系
好きな人の身辺の世話などをして貢献したい。

・崇拝系
好きな人が自分にとってあがめる対象なので身辺の世話をしたり、祭壇等をつくったりしたい。


・過保護系
好きな人に必要以上の世話、干渉をすること。「嫌な思いをしてほしくない、理想的な人生であってほしい」という気持ちから。



太字の部分が一番それぞれで違うところです。共通点は干渉して身辺の世話をしがちなところ。

分割するとただでさえ多い分類が増えすぎてしまう事、分けるほどの差異を感じなかったことから一緒にしています。



これは個人的な意見ですが。これらのタイプのヤンデレは「複数のヤンデレを取り扱う作品」で取り上げられているように思います(攻略対象複数、反応集、短編集)。

逆にヤンデレが1人しかいない場合は用いられにくい形式に見えました。

おそらくですが、ヤンデレじゃなくてただの世話焼きっぽく見えがちだからかと思います。手助けしてくれるただの良い人じゃん！ってね。



しかし、皆様思い出してください。彼らもまごうことなきヤンデレ、恋愛感情を持っているのです。



例えば1人になった時、思い人の写真を見ながらなにを呟くのか、ナニをするのか。

例えば思い人が他の誰かと付き合ったとき、どのような行動に出るのか＝突然閉じ込めや暴力などの凶行に至る可能性もある。

例えば「自分の世話が利用されているだけ」と感じた時、焦るのか起こるのか、褒賞を貰うことで対等に立とうとするのか。


いつか「あなたがいないと生きていけない」と言われたいのか、自分がいなくても生きていけるその人を追いかけている時間が楽しいのか。


健全で協力的な人間が中身のこじれた恋愛感情をむき出しにしたとき、読者はギャップ萌えを感じるものかと存じます。裏で一物抱えているのを隠してさも「私は無害、味方です」と振舞っているのがイイ。



献身はただ反応集で用いるバリエーションじゃないってわけです。

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ひとりごち

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